自動制御ブラインドの中には、太陽光発電機能を備えた製品があります。この機能により、室内の調光を行いながら太陽光で電力を生み出せるため、エネルギー消費の削減につながる可能性があります。本記事では、自動制御ブラインドの太陽光発電機能についての概要と、実際の製品事例をご紹介します。
この機能は、ブラインドのスラット(羽根)に太陽電池を組み込み、調光を行いながら太陽光から電力を得る仕組みです。太陽の角度に合わせてスラットが自動で追従するため、効率的な発電が期待できます。
太陽光発電機能を備えた自動制御ブラインドも、基本的な制御方法は一般的な製品と同様です。太陽の角度に合わせてスラットを動かし、アプリで設定したスケジュールに基づいて角度を自動調整します。このとき、スラットに搭載されたパネルが太陽光を受けることで、発電が行われます。
発電した電力は、内蔵バッテリーに蓄えてブラインドの駆動に利用できるほか、システムによっては電力会社への売電も可能です。
発電した電力を活用することで、電気代を抑える効果が期待できます。また、太陽光を追従して角度を自動調整するため、常に高い発電効率を期待できます。設置場所の制約も少なく、屋根にソーラーパネルを設置できない賃貸物件や高層ビルなどでも導入が可能です。
耐久性・耐熱性・耐寒性に優れ、設置環境などの条件が揃えば電力使用量を最大で約70%削減できます。自家発電した電気を直接使うことで購入電力量を抑えられますが、使用環境は湿度20%なら-20~60℃、湿度80%なら-10~40℃の範囲に限られます。
参照元:Solar Gaps公式HP(https://solargaps.com/about-product/)
AIを活用したビル管理システムと連携する、太陽光発電機能付き自動制御ブラインドです。クラウドベースで建物内の温度・湿度・照度・空調をリアルタイムに監視し、室内環境を自動で最適化します。太陽光発電による創エネを含め、建物全体のエネルギー消費を一元管理する機能を備えています。
参照元:IndyGo公式HP(https://indygo.co.jp/dxsolution/)
太陽光発電機能付きの自動制御ブラインドは、室内の調光・調温を自動で行い、太陽光を電力に変換し、建物のエネルギー消費の削減が期待できます。
自動制御ブラインドの導入を検討するなら、太陽光発電機能のような付加機能にも注目したいものです。以下のページでは自動制御ブラインドメーカー3戦をご紹介しています。導入の際の参考としてぜひご覧ください。
豊和のA-BLINDは、外付けブラインドならではの高い遮熱性とデザイン性を両立したシステムです。特殊形状スラットにより日射をガラスに到達する前に反射し、室温上昇と空調負荷を大幅に軽減。上部・下部で角度を分けて制御できるため、眩しさやグレアを抑えながら自然光を取り込み、オフィスの快適性と生産性向上に貢献します。
ダブルスキン内の高温環境や強風にも対応できる耐久性とガイディングサポート、IP54相当の屋外対応モーター、自動制御オプションを備え、ZEBやWELL認証を目指す先進的なビルにふさわしい外装ブラインドです
A-BLINDには、用途や意匠に応じて選べる複数タイプのスラット形状が用意されています。それぞれの形状は、意匠性だけでなく日射反射や遮蔽性にも配慮して設計されています。
| タイプ | スラット形状のイメージ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Cタイプ | 標準的なカーブ形状 | バランスの取れた遮蔽性とデザイン性。汎用的なオフィスビルに採用しやすい仕様です。 |
| Fタイプ | フラットな形状 | シャープな印象のファサードを演出しやすく、現代的なビルデザインとの相性が良いタイプです。 |
| Zタイプ | Z字形状 | スラット同士の噛み合わせを高める形状で、遮光性を重視したい場合に適しています。 |
| Sタイプ | S字形状 | 柔らかなラインによる意匠性と、日射反射性を両立したタイプです。 |
このように、スラット形状を建物の表情や求める遮蔽性能に合わせて選べる点は、A-BLINDならではの特徴と言えます。
階層・構造や人の出入りの多さなど、図面を引く建物によって適切な自動制御ブラインドは変わってきます。ここではオフィスビル・商業施設・戸建ての3つにわけ、それぞれにおすすめの取扱メーカーをピックアップしました。ぜひ導入の参考にしてください。

高い日射遮蔽効果を持つダブルスキン仕様のブラインドと、自然光を室内照明として取り込める自動制御システムにより、ZEBの日射遮蔽領域で高い効果を発揮。
オフィスビルの企業誘致で重要な、WELL認証の光環境項目をクリアしつつ、高い制御性能による加点も見込めます。

複合施設の大開口窓・天井部など、テーマ性のある特殊な構造にも対応できるシステムを完備。テナント入替後の設定変更も容易です。
また酸化チタンコート仕様のスラットなど、ホコリや雑菌がつきにくい製品を展開しており、人の出入りが多い商業施設において清潔さを保つことができます。

スマートフォンからブラインドの開閉操作ができるシステムを展開。ブラインドをIoT化することで、居住者の負担を軽減しつつZEH実現に向けた省エネが可能。
また、多彩なカラーやミリ単位でオーダーできるロールスクリーンにより、住宅コンセプトに合ったデザインを叶えられます。