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外付けの自動制御ブラインド

自動制御ブラインドには室内に取り付けるタイプだけでなく、外付けタイプもあります。本記事では、外付けタイプの自動制御ブラインドのメリット・デメリットや製品事例について解説します。

外付けの自動制御ブラインドとは?

仕組み

窓の外側に取り付ける自動制御ブラインドです。外付けタイプの仕組みは屋内タイプと同様で、手動による操作に加えて太陽の位置に応じてスラットの角度が自動的に調整されます。それにより、室内に射し込む日射量を適切に保つように稼働します。

後付けも可能なタイプもあるため、リフォーム時に設置することも可能です。

メリット

外付けの自動制御ブラインドは、窓際のスペースを確保できる点がメリットです。大型の観葉植物を配置するなど、快適なオフィス環境の整備にもつながります。外付けの自動制御ブラインドは、建物の外に設置するため、後付けも比較的容易に行えます。また、窓ガラス越しではなく直接日射を遮断できるため、熱負荷の軽減にもつながります。

デメリット

デメリットとしては、屋内タイプの自動制御ブラインドよりも初期費用がかさむ点が挙げられます。特にオーダーメイドの場合、費用が高くなることは念頭に置いておきましょう。また、屋外設置であるため、強風時には注意が必要です。強風に耐えられる製品もありますが、台風時には損傷のリスクがある点を理解しておくことも重要です。

外付けブラインドと室内ブラインドの違い

外付けブラインドと室内ブラインドの大きな違いは、「日射熱を遮断する場所」とそれに伴う「遮熱性能の高さ」です。

一般的な室内ブラインドやカーテンは、窓ガラスを透過して室内に入ってきた日射を遮ります。この場合、ブラインドのスラット自体が日射熱を吸収して高温になり、その熱が室内に放射(再放射)されるため、室温の上昇を完全に防ぐことは困難です。

一方、外付けブラインドは窓ガラスの外側で日射を遮断するため、熱が室内に入り込むのを未然に防ぐことができます。製品にもよりますが、日射エネルギーの約8割以上を窓の外でカットすることが可能と言われており、室内設置の場合と比較して格段に高い遮熱効果を発揮します。 この特性により、夏場の冷房負荷を大幅に削減できるため、省エネルギー性能を重視するZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)や環境配慮型建築において、外付けブラインドの採用が推奨されています。

外付け自動制御ブラインドの製品例

屋内の温度ムラを抑える

ファサードに設置するタイプの外付け自動制御ブラインドです。屋外からの日射を適切に調整することで、席ごとの温度差を防ぎ、快適なオフィス環境を保てます。天候や日射に応じた自動開閉に加え、スラットの角度も好みに応じて段階的に調整できます

参照元:豊和(https://www.kk-howa.co.jp/product/a-blind/)

スタイリッシュで意匠性を高める

後付け自動制御ブラインドは、建物の外観を左右します。こちらはアルミ製でスタイリッシュな印象を与え、建物の意匠性を高められる製品です。日射コントロールの性能に加え、耐風性能実験でも強風時に耐えられることが確認されています。

参照元:オイレスECO(https://www.oiles-eco.co.jp/service/blind.html)

スマートフォンで調整できる

スマートフォンで操作できる自動制御ブラインドもあり、建物の外から操作できるため、万一、閉め忘れた際にも便利です。遮断率は最大80%で、物が挟まると自動的に停止する安全機能が搭載されている点も魅力です。

参照元:文化シヤッター(https://bunka-s-pro.jp/product/briil/)

外付けの自動制御ブラインドについてのまとめ

外付けの自動制御ブラインドは、コストが高い点や強風時のリスクといったデメリットもありますが、熱負荷を軽減し、建物の外観の意匠性が増すといったメリットもあります。自動制御ブラインドの導入を検討する際には、事前に情報を集めることが大切です。

以下のページでは、自動制御ブラインドのメーカー3社を紹介しています。導入時の参考にぜひご活用ください。

外付けブラインドで、
建物の環境性能を一段上へ
A-BLIND(豊和)

豊和のA-BLINDは、外付けブラインドならではの高い遮熱性とデザイン性を両立したシステムです。特殊形状スラットにより日射をガラスに到達する前に反射し、室温上昇と空調負荷を大幅に軽減。上部・下部で角度を分けて制御できるため、眩しさやグレアを抑えながら自然光を取り込み、オフィスの快適性と生産性向上に貢献します。

ダブルスキン内の高温環境や強風にも対応できる耐久性とガイディングサポート、IP54相当の屋外対応モーター、自動制御オプションを備え、ZEBやWELL認証を目指す先進的なビルにふさわしい外装ブラインドです

A-BLINDのスラット形状と構造の特徴

A-BLINDには、用途や意匠に応じて選べる複数タイプのスラット形状が用意されています。それぞれの形状は、意匠性だけでなく日射反射や遮蔽性にも配慮して設計されています。

タイプ スラット形状のイメージ 主な特徴
Cタイプ 標準的なカーブ形状 バランスの取れた遮蔽性とデザイン性。汎用的なオフィスビルに採用しやすい仕様です。
Fタイプ フラットな形状 シャープな印象のファサードを演出しやすく、現代的なビルデザインとの相性が良いタイプです。
Zタイプ Z字形状 スラット同士の噛み合わせを高める形状で、遮光性を重視したい場合に適しています。
Sタイプ S字形状 柔らかなラインによる意匠性と、日射反射性を両立したタイプです。

このように、スラット形状を建物の表情や求める遮蔽性能に合わせて選べる点は、A-BLINDならではの特徴と言えます。

おすすめ自動制御ブラインドメーカー3選
図面を引く建物別
おすすめ自動制御ブラインドメーカー 3選
   

階層・構造や人の出入りの多さなど、図面を引く建物によって適切な自動制御ブラインドは変わってきます。ここではオフィスビル・商業施設・戸建ての3つにわけ、それぞれにおすすめの取扱メーカーをピックアップしました。ぜひ導入の参考にしてください。

オフィスビルなら
豊和
豊和サービスサイト
引用元:豊和サービスサイト
(https://www.kk-howa.co.jp/eco_blind/eco_blind.html)
豊和がおすすめの理由
     
ZEB実現・WELL認証の
点数加点に効果大

高い日射遮蔽効果を持つダブルスキン仕様のブラインドと、自然光を室内照明として取り込める自動制御システムにより、ZEBの日射遮蔽領域で高い効果を発揮。

オフィスビルの企業誘致で重要な、WELL認証の光環境項目をクリアしつつ、高い制御性能による加点も見込めます。

   
商業施設なら
ニチベイ
ニチベイ 法人向けサイト
引用元:ニチベイ 法人向けサイト
(https://www.nichi-bei.co.jp/jsp/example/cuc/02/)
ニチベイがおすすめの理由
     
特殊な構造への対応と
清潔さの確保が可能

複合施設の大開口窓・天井部など、テーマ性のある特殊な構造にも対応できるシステムを完備。テナント入替後の設定変更も容易です。

また酸化チタンコート仕様のスラットなど、ホコリや雑菌がつきにくい製品を展開しており、人の出入りが多い商業施設において清潔さを保つことができます。

   
戸建て住宅なら
トーソー
インテリアビジネスニュース
引用元:インテリアビジネスニュース
(https://online.ibnewsnet.com/sp/hn240911-02.html)
トーソーがおすすめの理由
     
IoT化によるZEHへの貢献
とデザイン性を両立

スマートフォンからブラインドの開閉操作ができるシステムを展開。ブラインドをIoT化することで、居住者の負担を軽減しつつZEH実現に向けた省エネが可能。

また、多彩なカラーやミリ単位でオーダーできるロールスクリーンにより、住宅コンセプトに合ったデザインを叶えられます。