自動制御ブラインドの中には「ダブルスキン対応」のものがあります。本記事では、自動制御ブラインドを検討する際に役立つ情報として、ダブルスキン対応のブラインドについて解説します。
2枚のガラスの間に設置して使用する専用のブラインドを「ダブルスキン対応ブラインド」と呼びます。
「ダブルスキン」とは、窓などの開口部に2枚のガラスを配置した二重構造のことです。そのガラスの間に形成される中空層(空気層)に合わせて設計されているのがこのブラインドの大きな特徴であり、建物の断熱性や遮熱性をさらに高める役割を担っています。
遮熱性が高いことから省エネ性能に優れ、二酸化炭素排出量削減に貢献するのがダブルスキン対応ブラインドです。日射侵入率を17%にまで抑えられることも。外付けに対応する製品で耐久性も高く、スラットは厚みがあり折れにくい仕様になっているため長期にわたり使用し続けられるでしょう。
こちらの製品を提供しているメーカーの情報は以下のページに掲載しています。導入を検討されるならぜひこちらもご覧ください。
幅広のスラットを採用することで、日射を遮りながら眺望を楽しめるのもダブルスキン対応ブラインドの特徴です。スラットに小さな孔が開けられているものであれば、ブラインドが閉まっている状態でも視界を確保できます。防湿性・防塵性に富み、紫外線にも強い仕様であるなど機能性を備えたブラインドもあります。
マットアイボリー・マットアイスグレー・モダンシルバーなど豊富なカラーバリエーションがあり、スタイリッシュな雰囲気からシンプルな印象まで、オフィスや建物のイメージに合わせて選べます。耐風圧性能でダブルスキン構造でも不安なく使え、さらに70℃まで耐えられる耐熱性能を誇る製品もあります。
夏であればガラスの間に生じる浮力を利用して換気し、冬であれば中空層の空気を暖房エネルギーとして活用できる製品の事例です。自然換気と空調効率アップの両方を実現できるため、室内を快適に保ちながら電気代削減にも貢献してくれるでしょう。厚みのあるスラットを採用しているため、気流による衝撃でスラットが折れる不安も軽減されます。
ダブルスキン構造に特化したブラインドを導入することで、高い断熱・遮熱効果を発揮し、光熱費の削減と室内環境の快適化を同時に実現することが可能です。
今回ご紹介した製品事例も参考に、建物の性能を最大限に引き出す最適なシステムの導入を、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
以下のページでは自動制御ブラインドメーカー3選をご紹介しています。自社に適した製品を見つけるための参考としてご覧になってください。
豊和のA-BLINDは、外付けブラインドならではの高い遮熱性とデザイン性を両立したシステムです。特殊形状スラットにより日射をガラスに到達する前に反射し、室温上昇と空調負荷を大幅に軽減。上部・下部で角度を分けて制御できるため、眩しさやグレアを抑えながら自然光を取り込み、オフィスの快適性と生産性向上に貢献します。
ダブルスキン内の高温環境や強風にも対応できる耐久性とガイディングサポート、IP54相当の屋外対応モーター、自動制御オプションを備え、ZEBやWELL認証を目指す先進的なビルにふさわしい外装ブラインドです
A-BLINDには、用途や意匠に応じて選べる複数タイプのスラット形状が用意されています。それぞれの形状は、意匠性だけでなく日射反射や遮蔽性にも配慮して設計されています。
| タイプ | スラット形状のイメージ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Cタイプ | 標準的なカーブ形状 | バランスの取れた遮蔽性とデザイン性。汎用的なオフィスビルに採用しやすい仕様です。 |
| Fタイプ | フラットな形状 | シャープな印象のファサードを演出しやすく、現代的なビルデザインとの相性が良いタイプです。 |
| Zタイプ | Z字形状 | スラット同士の噛み合わせを高める形状で、遮光性を重視したい場合に適しています。 |
| Sタイプ | S字形状 | 柔らかなラインによる意匠性と、日射反射性を両立したタイプです。 |
このように、スラット形状を建物の表情や求める遮蔽性能に合わせて選べる点は、A-BLINDならではの特徴と言えます。
階層・構造や人の出入りの多さなど、図面を引く建物によって適切な自動制御ブラインドは変わってきます。ここではオフィスビル・商業施設・戸建ての3つにわけ、それぞれにおすすめの取扱メーカーをピックアップしました。ぜひ導入の参考にしてください。

高い日射遮蔽効果を持つダブルスキン仕様のブラインドと、自然光を室内照明として取り込める自動制御システムにより、ZEBの日射遮蔽領域で高い効果を発揮。
オフィスビルの企業誘致で重要な、WELL認証の光環境項目をクリアしつつ、高い制御性能による加点も見込めます。

複合施設の大開口窓・天井部など、テーマ性のある特殊な構造にも対応できるシステムを完備。テナント入替後の設定変更も容易です。
また酸化チタンコート仕様のスラットなど、ホコリや雑菌がつきにくい製品を展開しており、人の出入りが多い商業施設において清潔さを保つことができます。

スマートフォンからブラインドの開閉操作ができるシステムを展開。ブラインドをIoT化することで、居住者の負担を軽減しつつZEH実現に向けた省エネが可能。
また、多彩なカラーやミリ単位でオーダーできるロールスクリーンにより、住宅コンセプトに合ったデザインを叶えられます。